各種検査
各種検査

当院では、首・肩・腰・膝などの痛みやしびれ・違和感などの日常でよくある症状から、スポーツによるケガ、加齢に伴う症状など、さまざまなお悩みに対応しています。
痛みの原因は、骨だけではなく、筋肉・腱・靭帯・神経・関節など多岐にわたります。また、同じ「腰痛」や「膝の痛み」であっても、患者さまによって原因や症状の程度は異なります。
そのため当院では、丁寧な問診や診察を行ったうえで、必要に応じて各種検査を組み合わせながら、症状の原因を総合的に判断いたします。
検査結果は患者さまにわかりやすくご説明し、最適な治療やリハビリテーションをご提案します。
このようなお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。
レントゲン検査は、骨の状態を確認するための基本的な画像検査です。骨折や脱臼の有無はもちろん、関節の変形、軟骨のすり減り、姿勢のバランスなどを確認することができます。
整形外科では、腰痛・肩こり・膝の痛み・首の痛み・手足のしびれなど、多くの症状に対してレントゲン検査を行います。
私たち整形外科医は、白く写る骨の状態だけでなく、レントゲンに「写らない部分」にも注意しています。椎間板や関節軟骨、周囲の軟部組織や空気など黒く抜けている部分も大切な情報です。また、同じ撮影箇所でも動かしながら撮影する「機能撮影」をおこなえば、靭帯のバランスや不安定性などを評価することが可能です。
例えば腰痛の場合でも、
など、さまざまな原因が考えられます。
また、膝の痛みでは、関節の隙間の狭さや変形の程度を確認することで、変形性膝関節症の進行具合を把握することができます。
当院では、患者さまの症状に応じて必要な部位を撮影し、画像を確認しながらわかりやすくご説明いたします。(頻回な撮影は被ばくの問題もあるので、医学的に必要と考える最適な撮影回数を心掛けています。)
「自分の身体が今どういう状態なのか」を理解していただくことで、安心して治療を受けていただけるよう努めております。
骨粗しょう症は、骨がもろくなり、わずかな転倒でも骨折しやすくなる病気です。特に女性は閉経後に骨密度が低下しやすく、高齢になるにつれて発症リスクが高まります。
骨密度検査では、骨の強さや骨量を測定し、骨粗しょう症の有無や骨折リスクを確認します。
当院では従来の骨密度検査でわかる「骨密度」に加えて、「骨質」の評価をおこなえるソフトウエア(TBS iNsightTM)を導入しており、通常の骨密度検査を受けていただく際に、一緒に結果が分かります。
「骨強度」=「骨密度」+「骨質」と言われており、両者にフォーカスを当てた検査ができます。
骨粗しょう症は、自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、
といった症状で初めて気づくケースも少なくありません。
骨折は、生活の質(QOL)の低下や寝たきりにつながる原因になることもあるため、早期発見・早期治療が重要です。
当院では、骨密度検査の結果に基づき、お薬による治療だけでなく、食事・栄養指導、運動療法(リハビリ)、転倒予防のアドバイスまでトータルでサポートいたします。
超音波(エコー)検査は、筋肉・腱・靭帯・神経・関節などの状態をリアルタイムで確認できる検査です。
レントゲンでは骨の状態を確認できますが、筋肉や腱などの軟部組織までは詳しく映らないため、必要に応じてエコー検査を行います。
エコー検査では、
などを確認することができます。
また、身体を動かしながら観察できるため、痛みが出る動きや炎症部位を詳細に評価できる点も特徴です。
検査時の痛みはほとんどなく、放射線被ばくもありませんので、小さなお子様からご高齢の方まで安心して受けていただけます。妊娠中の方も検査可能です。
さらに当院では、必要に応じてエコーを用いながら注射治療を行うことで、より正確に患部へアプローチできるよう努めています。
エコーを用いたインターベンション手技を積極的に取り入れています。
ハイドロリリース、トリガーポイント注射や関節注射、エコーガイド下神経ブロックなどが可能です。
スポーツによるケガや慢性的な肩・膝の痛みなどにも有効な検査ですので、気になる症状がございましたらご相談ください。
整形外科の症状の中には、炎症や内科的な疾患が関係している場合もあります。そのため必要に応じて血液検査を行い、身体の状態を詳しく確認します。
例えば、
などが疑われる場合に実施いたします。
関節リウマチは、免疫異常によって関節に炎症が起こる病気で、進行すると関節変形につながることがあります。早期治療が重要であるため、気になる症状がある場合には適切な検査を行うことが大切です。
また、痛風では血液中の尿酸値が高くなり、突然の激しい関節痛を引き起こすことがあります。血液検査を通じて原因を総合的に判断し、患者さまに適した治療をご提案いたします。
また、骨粗しょう症の検査・治療ではカルシウムやリン、ビタミンDの数値や、骨を吸収する細胞(破骨細胞)と骨を形成する細胞(骨芽細胞)を調べることが重要です。
薬の内服や注射をする際に、腎機能や肝機能が問題ないか定期的に調べることも大切です。
当院では、痛みを改善するだけではなく、「再発しにくい身体づくり」も大切にしています。
そのため、必要に応じて関節の動きや筋力、姿勢、歩行状態などを確認し、患者さまの身体機能を評価しております。
例えば、
などが、慢性的な痛みの原因となっているケースもあります。
リハビリ評価をもとに、お一人おひとりの症状や生活スタイルに合わせたリハビリテーションをご提案し、日常生活の改善やスポーツ復帰をサポートいたします。
また、ご自宅で行えるストレッチや運動方法についてもわかりやすくご説明し、無理なく継続できるよう支援しております。
当院では、患者さまに最適な医療を提供するため、地域の基幹病院や専門医療機関との緊密な連携体制を整えております。診察や当院での各種検査の結果、MRIやCTなどによる精密検査や、特殊な専門治療、手術などが必要と判断した場合は、提携する専門医療機関へ速やかにご紹介いたします。
「まずは当院で診断を受けていただき、必要に応じて速やかに適切な医療機関へ紹介する」というシームレスな対応が可能ですので、どうぞ安心してご相談ください。
これからも地域の皆さまが安心して相談できる整形外科として、適切な診断と丁寧なサポートに努めてまいります。